なぜ工務店の経営者が、伝統工法とAIを同時に学ぶのか
はじめまして。一級建築士で工務店を経営している藤本香織です。このサイトでは、伝統工法の研究記録と、工務店経営へのAI導入の実践記——つまり「設計」の実践記を発信していきます。 「伝統工法とAI」と言うと、正反対のものに聞こえるかもしれません。でも私の中では、この2つは同じ目的のための道具です。目的は、百年住み継げる家をつくり続けられる工務店であること。 伝統工法は、機械も構造計算もない時代に、経験だけで百年もつ建物を建てた先人の知恵の結晶です。一方で、その知恵を持つ職人は年々減っています。技術を記録し、検証し、次の世代に渡す時間は、正直なところ日々の経営の中では捻出しづらい。 だからAIを使います。見積、議事録、工程管理——事務仕事をAIで軽くして生まれた時間を、現場と研究に注ぐ。古いものを守るために、いちばん新しい道具を使う。それがこのサイトの通奏低音になると思います。 家づくりのこと、経営のこと、そして家族や健康のことも、飾らずに書いていきます。どうぞよろしくお願いします。